学校訪問の際には確認して欲しい!グローバル教育は、何をもって「グローバル」と定義しているのか?
この前の授業の時に、生徒さんから修学旅行のお土産をもらいました
私がチョコレート好きと知ってのお土産
さて、最近の学校は グローバル教育 と題して海外研修が盛んです。
昨日の記事「学校選びに押さえておきたい!どの学校にも載っている三大記載事項!」でもお伝えしましたが、どの学校に通っていても、何かしらのグローバル教育は行われています。
でも。。。
その教育は、本当にグローバルなのでしょうか?
何をもってグローバルと言っているのでしょうか?
海外に団体行動で連れて行って、地元の学校と交流さえあればグローバルなのでしょうか?
異文化に接するという体験は、確かに日本と海外との事を改めて考えるという気付きになるとは思います。
グローバル教育をすることには、全く意義はありません。ただ、問題はその手法。
生徒さんに、
「今回の修学旅行で学んだ事を100字以内で述べよ」
と言ったら、
「ん~、取り立てて、そんなにないです。。。」
学校でもこういった事を言わせる場があるのでしょ。皆は何て言ってたの?
「『カタコトでも意外に分かってもらえるとか』、あと『もっと日本の事を理解したい』とか、、、そうそう、『親日派が多くて驚いた』も皆言っていましたね。でも、私からすると、別にそれは今回の事で知ったわけではないし。。。」
ちなみにこの生徒さん、中3の時に一人で飛行機に乗ってフランスに行き、フランスの知り合いの家にホームステイをしている子です。
ホームステイに行って帰ってきた時は、「アルプス山脈でスキーしたんですよ!」とか「毎朝必ずフランスパンが出てきて、フランスパン専用の箱があったのには驚きました!」とか、感動体験を色々教えてくれたのに、今回は「何もない」ですか・・・
「あっつ!一番驚いたのは、飛行機に乗ったとき、前列全部がウチの学校の子だけが座っていて、『えっつ!ここって教室?』と思いました!」
それって、グローバル体験じゃないじゃん
税関通るところから、一人でやらせるとか、飛行機ではバラバラに座らせるとか、考えようによってはもう少し「グローバルな体験」が出来る方法がありそうですが、安全面重視なのか、生徒が勝手な行動を取ってしまったら大変だ(でも、それって生徒のことを信じてないよね)とかでしないのでしょうか。
通常より明らかに高いお金を払い、お子さんが海外研修に行ったとしても、そんなものです。
もう少し色々突っ込みたい点はあるのですが、流石にここには書けないので、気になる方はメルマガの方で続きをお読みください。
学校パンフレットに必ず載っている「グローバル教育」。学校側が、そのグローバル教育は何を目標として行っているのか、学校見学に行かれる際には、必ず確認されることをオススメします。
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