生徒さんが小説を貸してくれた。
普段読む本は、仕事に関する本か、生徒さんの課題図書ばかりだなぁ
と言ったら、
「じゃぁ、面白い本があるから貸してあげますよ」
と、言われて、生徒さんが小説を貸してくれた。
「万能鑑定士Qの事件簿」です。
2冊連作だ、ということで、2冊貸してくれました。
読んでみると、確かに2冊いっぺんに貸してもらわないと、オチがわからなかったですね。
生徒さん、気が利くなぁ。
ミステリーと言うと、殺人事件ネタが多いのですが、表題にあるように確かに誰も
死なないミステリーで、面白かったです。
最後のラストのところが、犯人がわかってすっきりするけれど、ちょっとかわいそうな、
なんでこういう幕引きに作者はしたんだ!と思いました。
でも、一番面白かったのが、主人公が勉強の仕方を習うシーン。
本を借りても、こういうところでひっかかるのは、もう職業病かもしれない(苦笑
感受性の高いお子さんにはうってつけの勉強方法が書いてあります。
興味のある方は、「万能鑑定士Qの事件簿 Ⅰ」のP96あたりを読んでみてください。