「魔王」と言えば、音楽のテストしか思い浮かばない
ある日の出来事。
生徒さんが、私に
「ねぇ、『魔王』って知ってる?」
と聞いてきた。
「あぁ、あの音楽のテストで必ず出てくるヤツね
あれ?でも、『魔王』は、中1で習うハズなんだけど、もう学校で習ったの」
「先生終わってる。ドラマだよ。嵐の大野が出てるヤツ」
「何それ?」
「先生、知らないの? みんな知ってるよ。ね?」
確かに他の生徒さんも皆知っていた。
どうやら、私は終わっていたらしい。
「魔王」と言われて、即座に 中1の音楽! となるのは、職業病か(苦笑
せっかくなので、「魔王」でテストに出てくるポイントを列挙
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・作詞者、作曲者名
(作詞者:ゲーテ、作曲者:シューベルト)
・演奏形態
(ピアノ伴奏つきの独唱)
・曲の種類
(リート)
・曲に出てくる登場人物4名
(語り手、父、子、魔王)
あとは、厳しい学校は、楽譜のある一部分を出してきて、
「これは登場人物のだれの旋律ですか?」
とか、
「この♪は何ですか」
(↑伴奏のところが特に出ます、あの┌3┐のところ)
とか。
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で、肝心の「魔王」とは、この曲です。
世の中には、これを初音ミクに歌わせた方がいて、こちらの方が日本語なので内容が
わかりやすいです。が、「魔王」の怖さがあまり伝わってはこないです。
(これに関しては、作った方もボーカロイドには限界がある、とおっしゃっています)
ちなみに、音楽のテストに出てくるのは、日本語の歌詞の方なので、
学校のお勉強的で歌詞を理解したい方は、こちらのミクバージョンをどうぞ!
そういえば、なんで生徒さんは私に「魔王ネタ」をふったんだろう?
肝心なところを聞いていない気がする(笑