「70点と80点、どちらの子の方が成績が上ですか?」
子どもの担任の先生から、先日受けたMathのテストを返却した、と連絡がありました。
早速、学校から帰ってきた子どもに、
「テストを返されたのでしょう? 何点だったの? はい、見せて」
と言ったら、
「ママ、ちょっと先に話を聞いて!」
と言われました。
まさか、点数取れなかったとか とドキドキしている私に向かって、
「ママ、Jackは4ページあるテストで、それぞれのページの問題を少しずつ間違えて70点でした。 Mikiは同じテストで、最初の3ページまでは全問正解でしたが、最後のページの問題は全く解けなくて、80点でした。どちらの子の方がよく出来ていると思う?」
「70点のJackの方」
「そうだよね! だから大事なのは点数じゃないんだよ。どこを間違えたのかなんだよ!」
「・・・・」
一体どこでこんな話を聞いてきたのか。きっと学校の先生が、「parentsにこう説明しなさい」と言っているんだろうな。
こんなに力説されるということは、実は点数が取れなかったという伏線なのではないか。。。と更にドキドキ感が増す私
子どもが鞄から取り出したテストをみて見ると。。。
な~んだ!ちゃんと解けてるじゃない!
しかし、文章題の正答率が悪いなぁ。。。
横で様子を伺っていた子どもは、私の気持ちを感じ取ったのか、
「ほら、ココも解けているでしょ!」
のアピール。
そうだ、まずは褒めないとだ!
ハッと気づいて、
「ここは頑張ったじゃない!」
と褒めつつも、どうしても文章題が気になる。
後でやり直さないと。
普段、生徒さんに教えている時は、
解けているところから褒める
が上手く出来るのに、我が子だとついつい出来ていないところに目がいってしまう
本人が
点数ではなく、どこを間違えたのかが重要
というのをわかっているのなら猶の事、直しをしっかりやって頂かないとね
それにしても、こういった事を学校の先生が生徒にきちんと説明しているのが凄い
非常に分かりやすい説明なので、私も普段の仕事にこれを活用させて頂く事にします