テストの時にカンニングが横行し過ぎて、学校が取った対策とは!
どの学校も期末テストの結果が返されている頃かと思います。
テストが返されたら、どこを間違えたのかきちんと見直しをしないといけないのですが、最近の学校は、カンニングの横行がひどすぎて、見直しが出来ない学校があります
どの学校も、
テスト中にカンニングが発覚したら全科目0点!
と生徒さんに通達しているのですが、それでも「あいつは見つかるけど自分は見つからない」と思ってやるんですよ。消しゴムに書いてケースで隠すとか、壁側の席だったらその壁に書いておくとか、前の席の頭の良い子に答えを見えるようにしてくれと頼むとか、まぁ、色んな手を考えてカンニングをするわけです。
でも、これぐらいだったら、テスト中の監視の目を厳しくすれば良いだけなのですが、今はもっと悪質なことを生徒さん側はしているので、学校ももっと対策を取らざるを得なくなっています。
それはテスト返却時に起こります。
テストの問題を授業で解説した後、生徒さんが先生のところに来て、
「先生、答え合っていたのに、間違えてバツにされています!」
これを言ってくる生徒さん、1人や2人じゃなかったりするんですよ。
そこで学校が取った対策は、
生徒さんに答案を返す時に、全部コピーを取ってから返す
をはじめました。返却した際に自分が書いた答えを改ざんして、「合っていたのに」と言ってくる子が多いからです。
学校の先生は、申し立てをしてきた生徒さんの答案を一度持ち帰り、事前にコピーしておいた答案と見比べて本当に最初から合っていたのか確認するようにしました。
ただ1学年の人数が多い学校は、これをやっていると先生の手間が増えすぎるので、最近は、
答案自体を最初から返却しない
学校が増えてきました(私立に多い)。ちなみに試験問題自体も回収されています。
そのため、
テストの見直しが出来ない学校
があります。
出来ない問題を出来るようにするのが、実力をつける一番の近道なのですが、定期テストでこれが出来ないのは非常に残念だし、それだけカンニングが横行している現状もまた残念です。
今の学校はお家の方がご存知ないだけで、ホントに色々な問題があるので、学校の先生も大変だと思います。全ての学校がこれをしているわけではないのですが、だんだん増えてきている気がするので、カニンニングの問題は根深いのだろうな、と感じています。