「夏に差がつく」とはどういうことなのか?
夏休み、塾や通信教育のCMでは、
夏に差をつける!
とか
夏に差がつく!
とかありますが、この
夏に差がつく
とは一体どういうことでしょう?
簡単に言えば、
夏休みに勉強を頑張った子とそうでない子とでは、夏休みに勉強を頑張った子の方が9月以降のテストに差が出てきますよ
ということなのですが、
何をどう頑張るのか、ちゃんと戦略を立てないと、
夏期講習に通った割には、あまり出来るようになっていない
と9月に思う原因となります。これを塾側に言うと
「授業時間がやはり足りないですね。通塾回数を増やして頂かないと」となり、お客さん化が加速していきます。
業者の言葉を鵜呑みにしていてはいけません。
では、夏、何をしたら良いかというと、
今までの復習をきちんとやりましょう!
公立小学校に通っている方でしたら、
教科書ぴったりテスト
をまずオススメします。
これは国語の光村出版の教科書用の問題集ですが、このような学校の教科書に完全に準拠している問題集が科目別にありますので、学校の内容がきちんと理解出来ているのか確認しましょう。Amazonで、「教科書ぴったりテスト 教科書名(光村とか学校図書) 科目(国語とか算数とか) 学年(1年とか3年とか)」と検索するとお子さんの教科書に該当する問題集が出てきます。
ただし、一般的な問題集の中で教科書のレベルが一番下ですので、80点(出来れば90点)以上取れていて当たり前です!
取れていない場合、お子さんの学力は非常に危険な状況ですので、基本レベルの問題をよくやり直すことが大切です。
学校の問題はよく解けます、というお子さんの場合、レベルを上げて勉強をしないと、もし途中で「中学受験をしたい!」となった場合、中学受験に対応できる状況ではないので、この問題集ではなく、もっとレベルが上の問題集を使って勉強してください。
長いようであっという間に終わってしまう夏休み。
問題集1つとっても効果が変わってきますので、是非、参考にして頂いて、有意義な夏をお過ごしくださいね
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