考える、のススメ(別館)

大学1年の中学受験塾の講師を皮切りにいつしか指導歴28年。普段の授業で気づいた事などを綴っています。

<注意!>小学校と中学校だとリコーダーが違います!

公立中学だと避けて通れない「実技教科」のテスト。

音楽は小学時代にピアノを習っているとか、学校で音楽系の活動に所属していた、とかないと、点数を取るのが厳しい科目です。

筆記試験以外にも、実技試験があるので、生徒さんのテストは気を付けていたのですが・・・

実技試験出来ると思っていたのに、なぜか出来ていない!

ちょっと、どうしたの??

「小学校のリコーダーと中学校のリコーダーが違っていて、わからなくなりました汗


見た目は違いがないように見えるリコーダー。

小学校のときと、中学校のときとでは、リコーダーの種類が実は違う
んです。

小学校のときは「ソプラノリコーダー」。

中学校のときは「アルトリコーダー」。


小学校のときは、全部の穴を押さえると「」。

中学のリコーダーは、全部の穴を押さえると「ファ」。


小学校のときに慣れ親しんだ指の動きで、中学のリコーダーを吹くと全く違う音が出ます。

生徒さん、どうやらここでひかかってしまったようです。

う~ん。。。

中学1年生の6月ぐらいに、一度リコーダーが出来るのか、チェックした方がいいなぁ。

中1でひっかかっても、中2、中3でやっているうちにわかってくるようですが、中1で音楽がひっかかると、嫌いな科目になりかねないもんね。

もし、新中学生のお子さんがいらっしゃる方は、リコーダーに注意してください!