なぜ小学校で小数をあまりやらないのか
今日の授業は、理科。
(1dl が100ml だよ、とわかる両方表記の容器)
小学校の理科と中学校の理科との違いは、色々あるけれど、
小数計算が現れる
という点で、戸惑う生徒さん続出。
小学校のとき、算数の計算では、小数計算はあまりしないで、分数計算でやることが多い。
その余波が中学校に出てしまい、小数計算をわざわざ分数計算に直して答えを出す。
数学だと条件にもよるが、分数計算が答えとして認められても、理科だとダメなんですよ。
理科を教える前に、数学の小数計算の練習をしてから、密度計算や、圧力計算を教えないといけない。
もう少し小学校で小数計算をやったらいいのにね。
指導時間の関係で、そこまで手が回らないのか、分数の方が数量がわかりやすから(帯分数とかすると特に)、分数重視になってしまうのか。
市販の小学校問題集にも、中学につながる小数計算があまりない。
う~ん、また自作するしかないか。
小学生に勉強してもらうなら、春休みが丁度良いからね。
学年末試験終わったら、取り掛かろう