「アナと雪の女王」からみる女子力と教訓
(注:ネタバレあり)
(公式ガイドブックの裏面)
(こんな険しいところにあるお城をみても、ひるまないで向かって行こうとするのがすごい)
先週、あっくんと一緒に観に行った「アナと雪の女王」。
この映画をみてから、まだみていない生徒さん(特に女の子)に
観に行ったらどう?
と、ディズニーの回し者のように推薦しております(苦笑
観た当初は、フルCGの技術の凄さに圧倒されましたが、少し時間が経ってみると、
今までのプリンセスにはない行動が多々あり、色々と教訓に富む内容だな、と感じました。女子力 その1
まず何が凄いかというと、女王様なのにお付きの人に頼らず、自分自身で自分のお城や、
衣装を作ってしまうところ。
いくら魔法が使えるとはいっても、いくら自ら城を出た身だとしても、何から何まで
自分でやったのはすごい。もっと言えば、やれるのがすごい
こうしたいな、と思ったら、今までのプリンセスは周りの人に言ってそれを成し遂げて
いたでしょう。自分でやる必要がない状態で育っているので、逆に考えれば、
自分自身でアイディアが出せても、自分で実行する技術がない。
それが、今回の女王様は、自分でアイディアを出して、それを自らが実行できる。
実行できるように育てられたのだろう。
お城を立てるのに基礎(土台)(←足でバーンとするシーン)を作り、そこから、柱を立てて
屋根をかけて、をなぜプリンセスとして育てられているのに知っているんだ!
最後はシャンデリアやバルコニーまで作り、インテリアにも詳しい
衣装も、自分で作ってしまい、その衣装が気に入ったようで、その後お城に戻っても、
ずっと自分で作った衣装を着ている。
ちなみにこれが、自分でお城と衣装を作っているシーンの動画。女子力 その2
男に頼らない!自分でやる。
が挙げられるでしょう。
アナが一瞬頼っているように見えますが、結局は自分で自力で姉を救います。
「私の姉が大変なの!お願い、助けて!」のようなことは一言も言いません。恋愛の教訓まである
見た目が良くて、自分がつらいときに心地よい言葉をかけてくる男子には
ついていってはいけませぬ。
映画を見たらわかるでしょ。いいですか、見た目じゃないんですよ。
キツイ言葉を言って、甘い言葉を言わなくても、自分のことを心配してくれる人が
良いのです。
(もっと早く教えてくれ、笑)
この映画は本当にディズニーですか?と疑いたくなる内容でした。
今までのディズニーから想像して、私は最後、キスしてもらって魔法が
解けるのだと思っていましたが、なんとそうではなかった!!
眠りの森の美女や、シンデレラとは全く違います。
この映画が世界的にヒットしているのをみると、女子力が世界的に上がっているのでは、
と思われます。
子ども向けと思っていた私は、この映画を見誤っていました。
なお、全体的にミュージカル風に作られているので、大人がみても十分楽しめます。
まだ、行かれていない方、是非!
私は今度、3Dでもう一度みに行こうとおもいます