考える、のススメ(別館)

大学1年の中学受験塾の講師を皮切りにいつしか指導歴28年。普段の授業で気づいた事などを綴っています。

「アナと雪の女王」からみる女子力と教訓

(注:ネタバレあり)

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(公式ガイドブックの裏面)
(こんな険しいところにあるお城をみても、ひるまないで向かって行こうとするのがすごい)


先週、あっくんと一緒に観に行った「アナと雪の女王」。

この映画をみてから、まだみていない生徒さん(特に女の子)に

観に行ったらどう?

と、ディズニーの回し者のように推薦しております(苦笑

観た当初は、フルCGの技術の凄さに圧倒されましたが、少し時間が経ってみると、

今までのプリンセスにはない行動が多々あり、色々と教訓に富む内容だな、と感じました。


ベル女子力 その1

まず何が凄いかというと、女王様なのにお付きの人に頼らず、自分自身で自分のお城や、

衣装を作ってしまうところ


いくら魔法が使えるとはいっても、いくら自ら城を出た身だとしても、何から何まで

自分でやったのはすごい。もっと言えば、やれるのがすごい!!

こうしたいな、と思ったら、今までのプリンセスは周りの人に言ってそれを成し遂げて

いたでしょう。自分でやる必要がない状態で育っているので、逆に考えれば、

自分自身でアイディアが出せても、自分で実行する技術がない。

それが、今回の女王様は、自分でアイディアを出して、それを自らが実行できる。

実行できるように育てられたのだろう。

お城を立てるのに基礎(土台)(←足でバーンとするシーン)を作り、そこから、柱を立てて

屋根をかけて、をなぜプリンセスとして育てられているのに知っているんだ!

最後はシャンデリアやバルコニーまで作り、インテリアにも詳しい目

衣装も、自分で作ってしまい、その衣装が気に入ったようで、その後お城に戻っても、

ずっと自分で作った衣装を着ている。

ちなみにこれが、自分でお城と衣装を作っているシーンの動画。



ベル女子力 その2

男に頼らない!自分でやる。

が挙げられるでしょう。

アナが一瞬頼っているように見えますが、結局は自分で自力で姉を救います。

「私の姉が大変なの!お願い、助けて!」のようなことは一言も言いません。


ベル恋愛の教訓まである

見た目が良くて、自分がつらいときに心地よい言葉をかけてくる男子には

ついていってはいけませぬ。

映画を見たらわかるでしょ。いいですか、見た目じゃないんですよ。

キツイ言葉を言って、甘い言葉を言わなくても、自分のことを心配してくれる人が

良いのです。

(もっと早く教えてくれ、笑)



この映画は本当にディズニーですか?と疑いたくなる内容でした。

今までのディズニーから想像して、私は最後、キスしてもらって魔法が

解けるのだと思っていましたが、なんとそうではなかった!!

眠りの森の美女や、シンデレラとは全く違います。

この映画が世界的にヒットしているのをみると、女子力が世界的に上がっているのでは

と思われます。

子ども向けと思っていた私は、この映画を見誤っていました。

なお、全体的にミュージカル風に作られているので、大人がみても十分楽しめます。

まだ、行かれていない方、是非!

私は今度、3Dでもう一度みに行こうとおもいますグー