50m走のタイムが遅いワケ
学校で体力診断をする時期になってきました。
ふと、速さの計算を教えていた時、
「50mは何秒で走るの?」
と聞いたら、
「え~、すごい遅いですー」
と、Aちゃん。
「私も~」
と、Bちゃん。
「で、何秒なの?」
と、しつこく聞いたら、しぶしぶ秒数を教えてくれた。
(ここでは、生徒さんの名誉のために とする)
ちょー、遅いじゃん!
と驚いていたら、
「だって、本気で走ったら、疲れるじゃないですか~!」
疲れる?
「疲れますよ~! 次の授業だってあるのに~!」
「そうそう、下手に早く走ったら、リレーの選手にも選ばれちゃうしね!」
と、口ぐちに、50m走で好タイムを出したときのデメリットを語る。
私が学生のときは、タイムが遅いことは恥だと思い、どうやったら速く走れるかを
色々と考えたものだけど、今の生徒さんは、そうではないのね・・・
私の調査によると、主にこのように考えているのは、私立校在籍の中学生以上の女子に多かった。
公立生は、内伸の関係があるから頑張るようだ。
デメリットを考えてないで、走る楽しさに目を向けたら、と、思うんだけどな。
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