親子バトル、回避方法!
先日の「ケアレスミスが多い子は、音読が出来ていない」 と、「こうやります!音読の確認方法」 に続き、今日は、お子さんを勉強を見ている時に起こる「親子バトル、回避方法」についてお伝えします
親子バトルほど、時間もお互いの労力もロスするものはありません。バトルしている時間があったら、もっと他の事に時間を使った方が良いです!
でも、してしまうんですよね。。。。
それは何故でしょう

ここでは、音読の時にシチュエーションを絞りますが、
それは、、、
もう読めると思っていた文字が、実は読めないものが多かったから
です。また、音読してもらうと意外に
きちんと読めていない、という現実を目にするから
ということもあります。
実際に音読を確認してみるとわかりますが、
あなたは今まで何をしていたの?

という間違いを目にしたりします。
我が子でもありますよ~。
黒板
を
そろばん
と読んでいるとか。。。
ほとんどのお子さんは、訓練をしっかりしない限り、
きちんと読める
というのは難しいです。
(きちんと読めるお子さんは読書量がかなりのお子さん)
ここでショック
を受けて、

「なんで間違えているの!」
とか
「頭悪いんじゃないの?!」
などの
叱責の言葉
を言うから、親子バトルが始まるわけです。
繰り返しますが、
最初から
きちんと音読が出来るお子さんの方が珍しい
のです。
ウチの子だけが間違えている!
のではありません。どの子も程度の差はあれ間違えています。
良かったじゃないですか!早めにそれがわかって!
こういう細かいところは、
塾では絶対にやってくれません。
(手前味噌になりますが、私はここまでフォローします)
普通は
「ケアレスミスに気を付けてくださいね」
で終わりです。
算数(数学)でも、理科でも、こういったケアレスミス対処方法は、テクニックとして私はいくつか持っていますが、色々やって結局一番効果が早いのが
音読から直させる
でした。
一番効果が上がる方法をお伝えしているのに、それを親子バトルで効果半減にしてもらっては困ります。
兎に角、親子バトルを回避するには、
驚く間違いをしても、
ショックを受けていないで、
感情的にならず、
「違っているよ」
だけ言う
ショックを受けていないで、
感情的にならず、
「違っているよ」
だけ言う
を徹底してください。
私なんて「違っているよ」と言うのも、面倒?!なので、
「ん?」
と言うと、生徒さんは間違いに気付いて、すぐに読み直します。
あと、親子バトル注意点として、
今日やったからといって、明日には完璧に読めるようになるとは思わない事!
そんなに簡単には効果が出ないですよ。
早い子で1か月ぐらいかな。回数にも寄りますが。
「こんなにフォローしているのに、未だに読み間違いが直らない」
と、心折れそうになる方もいるかもしれませんが、大丈夫です!だんだん減ってきますから
音読確認は時間にすれば、5分~10分程度ですよ。
文章が短ければ、2、3分で終わります。
あんまり深刻に受け止めないで、
今わかって良かった。そのうちきちんと読めるようになるから!
と、前を向いてフォローしてあげてくださいね