考える、のススメ(別館)

大学1年の中学受験塾の講師を皮切りにいつしか指導歴28年。普段の授業で気づいた事などを綴っています。

分数を視覚化する学習は、海外では普通に教えています

先日、ニュースを見ていたら、

 

「分数ものさしを小学生が発案」

(リンクは、NAVERまとめの記事です)

 

という記事がありました。

 


あの~、これは海外では既に普通に教えております・・・

 

私の子どもはイギリスの数学カリキュラムを学校で習ってるのですが、


小2でこのような表を使って学んでいます。

{DBEAB3A7-CA6F-408A-B62E-6E1C16AC3C6C}

 


こういうキットも自分で作らせて、分数を概念理解させています。

{F732D625-2841-470A-8169-6D085A9697E9}


ですので、ニュースで「分数ものさし」をみた時に、


なぜ大学の先生が海外ではどうやって教えているのか調べていないのか


と思いました。


 

初等教育の算数は、海外の教え方はかなり


概念理解


を中心に展開されていて、日本のものと比べると、


進度が遅い


と感じる内容ではあるのですが、

 

中学手前ぐらいから日本の内容を追い抜いていくんですよね。

 

我が子が通っている学校は、IB教育(国際バカロレアをやっているのですが、高3のMath(ハイレベルの方)の内容をみた時、

 

私、大学でこれを習いましたけど!ガーン

 

ということをやっていました。

 

概念をしっかり教えているから、後からスピードを上げていっても、内容を理解できる、ということかと。。。

 

 

子どもが学校で習ってくるMathsの内容は、

 

へ~、こんなアプローチもあるんだ!

 

という面白いものも多いので、このブログを通じて皆さんともシェアして行こうと思いますウインク