国語の読解問題で点数が取れない1番の理由とは
我が子が国語の問題を解いていました。
「『ぼく』のかあさんは、どんな人ですか。」という問題で、
「ママ、あっくん(※子どもの名前)、このお母さんのこと知らないんだけど」
と、質問してきました。
あ~、マズイ 国語の読解で一番点数が取れない解き方をしている
あのね、あっくんがこのお母さんのことを知っていますか?それとも知りませんか?を聞いている問題じゃないんだよ
「え~、だって会ったことないし」
どんなお母さんか、文章にちゃんと書いてあるよ。
二人で一緒に文章を最初から読んだら、
「ホントだ!『うたとおしゃべりがだいすきなお母さん』って書いてある」
国語の読解問題で点数が取れない1番の原因は、
自分の感想を答えている
ことです。
自分の感想を答えさせる問題も出題されないことはないのですが、感想を答えさせる前に、多くの問題では
文章の内容がきちんと読み取れているのか
を出題されます。
その出題に、自分の感想を答えてしまう子が実に多い。
結構無意識的にやっていて、感想を答えているという自覚がなくやっています。
そのため対策としては、問題をある程度解いて、
答えは必ず本文中にあり、自分の感想を入れない
ことを体得させなくてはなりません。慣れが必要です。
国語の成績が今ひとつ伸び悩んでいる場合、一度お子さんが書いている答案をみて、
感想を答えていないか
確認してみてください。書いていたら、感想を書かないように教えないと、いつまで経っても国語の成績が取れないままになってしまいます。
高校生でもこの「感想を書いてしまう」子がいますので、なるべく小学校のうちに解き方を習得することをオススメします