考える、のススメ(別館)

大学1年の中学受験塾の講師を皮切りにいつしか指導歴28年。普段の授業で気づいた事などを綴っています。

小学生の辞書で大切なこと



「はい!意味を調べる!」

私は授業中、何回もこのセリフを言っています。意味調べは徹底してやってもらっています。

これは、国語を教えていて、結局のところ、

どれだけ言葉の意味を知っているか

で、国語の力が変わってくるからです。


ところが、生徒さんそれぞれの「小学生辞書」には、かなり内容のバラツキがあり、

「『学級』ならあるんですけど、『学級委員』は載っていませんでした」

とか、

「その言葉自体、辞書に載っていません」

と言われます。

その度に、私の方で持っている辞書を渡して、

じゃぁ、この辞書で調べて

と私のお気に入りの辞書で引いてもらっています。


私が思う小学校の辞書で大切なのは、

漢字や言葉が足されると、意味がどう変わるのか

ということを理解してもらうことではないかと思っています。

ですので、

「〇〇ならあるけど〇〇△はない」

と言う生徒さんの発言を聞くと、

その辞書を作っている出版会社に

頑張ってくださいよぉ!

と言いたくなります。


そんな私が一番気に入っている小学生辞書は、こちら!

新レインボー小学国語辞典 改訂第5版 ワイド版(オールカラー)/学研プラス
¥2,484
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なぜこの辞書がオススメかというと、
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・全ての漢字にルビがふってある

・「血液」と「血液型」のようなちょっとした意味の違いがしっかりのっている

・収録語数が多い(3万7200語!)
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という点です。

私はこの辞書を小学1年生(早い子だと幼稚園年長)から使ってもらっています。

更に言うと、国語が苦手な中学生・高校生にも使ってもらっています!
(さすがに中高以上だと収録語彙がこれだと足りないのですが、国語が苦手な生徒さんは、
基本的な言葉もよくわかっていなかったりするので)

ですので、もし、辞書の購入を検討している方は、是非、この「レインボー」を買ってみてください!

辞書を通して、みなさんのお子さんの語彙力がどんどん増えますように音譜

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