小学生の辞書で大切なこと
「はい!意味を調べる!」
私は授業中、何回もこのセリフを言っています。意味調べは徹底してやってもらっています。
これは、国語を教えていて、結局のところ、
どれだけ言葉の意味を知っているか
で、国語の力が変わってくるからです。
ところが、生徒さんそれぞれの「小学生辞書」には、かなり内容のバラツキがあり、
「『学級』ならあるんですけど、『学級委員』は載っていませんでした」
とか、
「その言葉自体、辞書に載っていません」
と言われます。
その度に、私の方で持っている辞書を渡して、
じゃぁ、この辞書で調べて
と私のお気に入りの辞書で引いてもらっています。
私が思う小学校の辞書で大切なのは、
漢字や言葉が足されると、意味がどう変わるのか
ということを理解してもらうことではないかと思っています。
ですので、
「〇〇ならあるけど〇〇△はない」
と言う生徒さんの発言を聞くと、
その辞書を作っている出版会社に
頑張ってくださいよぉ!
と言いたくなります。
そんな私が一番気に入っている小学生辞書は、こちら!
なぜこの辞書がオススメかというと、
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・全ての漢字にルビがふってある
・「血液」と「血液型」のようなちょっとした意味の違いがしっかりのっている
・収録語数が多い(3万7200語!)
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という点です。
私はこの辞書を小学1年生(早い子だと幼稚園年長)から使ってもらっています。
更に言うと、国語が苦手な中学生・高校生にも使ってもらっています!
(さすがに中高以上だと収録語彙がこれだと足りないのですが、国語が苦手な生徒さんは、
基本的な言葉もよくわかっていなかったりするので)
ですので、もし、辞書の購入を検討している方は、是非、この「レインボー」を買ってみてください!
辞書を通して、みなさんのお子さんの語彙力がどんどん増えますように
