歴史嫌いな子には「本能寺の変♪」と「音読」!
(平成の大修理を終えた姫路城)
歴史が嫌いな子は多いです。こちらで教える場合、マインドマップで出来事をまとめていくという手法を取りますが、それより前に嫌いな歴史に興味を持たせないと、ただマインドマップを描かせても今ひとつだったりします(もちろん描かないよりは描いた方が断然理解はします)。
今までは、こちらで色々面白い話を振ったりしていましたが、最近エンタメ系ダンサー「エグスプロージョン」がリズムネタでいくつかやっているので、これを見せると興味が向いて良いです
今あるのは、以下の4つ。年代順位に並べてみました。
■1582年「本能寺の変」 (覚え方)「十五夜に起きてしまった本能寺」
■1600年「関ヶ原の戦い」 (覚え方)「ヒーロー丸々関ヶ原」
■1637年「島原の乱」 (覚え方)「一路みな天草と島原へ」
■1853年「ペリー来航」 (覚え方)「ペリーさん来航は嫌でございます」
(注:ペリー来航は、どこに来航したのかの場所まで覚えないと点数が取れません!)
私がみていたので、うちのあっくんも「本能寺の変」は言えるように(笑
ただ、これで興味をひいても、歴史が嫌いな子にはもう一つ問題が・・・
漢字の読み方が違うじゃん
平将門を、歴史嫌いな子は何と読むか。
「へいしょうもん」です
gate(門)だと思っていて、人だと思っていない・・・
歴史が嫌いな子は、実は漢字も嫌い、という子が多くて、本人が読む漢字の読みがあっているのかどうかもチェックしないと、その漢字が人名なのか場所なのか出来事なのか、よくわからないままになっているのです。
「どこがわからないの? あぁ、ここなのね?これはね・・・」という教え方だけでは済まなくなっている現状をお家の方も知ってないと、お家の方がお子さんの勉強を見るときにバトルが勃発しますし、塾に通わせても成績が上がりづらいです。
かく言う私も、学生の時は歴史が嫌いでした。「昔のこと覚えて何になる!」と思っていたし、あの膨大にある覚える量(理系科目よりはやっぱり多い)で、嫌だな、と感じていたし。でも社会人になってみると、「歴史ってもっとちゃんとやっておけば良かったな」と思う科目なんですよね。昔から学ぶことは多いし、外国人の人と話すとき歴史のことが必要だったりします。
ほらほら、「覚えるのヤダ」とか言ってないで、面白いんだからやりましょ!
の
「面白い」
を模索する日々は続きます。