生徒の模試の文章がおもしろいので、本を買う
最近の入試は、国語の文章が長文が多いので、国語を教えることが多い。
生徒さんが模試を受けると、必ず解答した内容を確認しているのだが、
模試で使われている文章には、内容が興味深いものが多く、出典を調べて
本をよく買っている。
今回、買った本はこの本!
『5年3組リョウタ組』です!
模試には、この本の最後の章のお話が載っていました。
5年3組のリョウタ先生が、子ども達と一緒に成長していく
お話です。
現代版『坊ちゃん』といった感じです。
私は、この本の中で、放火を犯したかもしれない自分のクラスの子について、
TVの記者会見で本音で語るシーンに感動しました。
「担任の先生に責任がなくて、誰に責任があるんですか。すくなくとも、
あの子の父親よりもぼくのほうが一日でいっしょにいる時間は
長かったはずです。ぼくにも重い責任があると思います」
すごい。
問題を正面に受け止めて、きちんと話をしている。
こういう人こそ、先生だよなぁ。
わが身を振り返り、リョウタ先生のように私もがんばろうと
思った本でした。