トランプを知らないので、数学が解けない
数学の確率の問題には、問題を解く前にそれがどういうものか知らないと解けないものが
出てくる。
以前、野球のルールがわからなくて確率の問題が解けない子がいたが、
どうやら出版社側でそれに気づいたらしく、最近はその手の問題が無くなった。
しかし、いまや定番のトランプまで知らない子が増えてきているとは
「絵札が出る確率を求めよ」
という問題で、
「絵札ってなんですか?」
と聞いてくる。
「エースって絵札ですか?」(←絵じゃなくて、マークでしょ!)
とか。
こういう場合は、言葉で説明していても、さっぱり理解しないので、
実際にトランプを持ってきて、
ほら、これがハートでしょ、スペードでしょ、
とマークをみせて、
どれが絵札なのか、トランプの中から探させて、絵札が何枚あるのか数えさせる、
という地道な作業をしてもらうことで、理解を深めるようにしている。
パソコンゲームの定番であった「ソリティア」とか、今やらないんだろうね。
スマホでゲームだもんね。
「カット・ザ・ロープ」とか、「パズドラ」とかだもんね。
前からちょいちょいこのような生徒さんはいたが、ここ最近増加傾向にあるような気がする。
そのうち、
「トランプってなんですか?」
と聞かれる日がくるのだろうか・・・
私もあっくんとトランプ遊びをしないといけないな、と感じる今日このごろ。