「遊び」はやっぱり大切なのね!
先日生徒さんが持ってきたSAPIXの模試。
その文章題の文章が、私にとってとても面白かったので、その本を買ってみた。
大人が自分がさせたい遊びを「価値のある遊び」。そうでないものを「価値のない遊び」と
するが、遊ぶことの主体は本人なので、本人が主人公になる遊びつまり「遊育」が大切、
という内容だった。
あっくんが以前通っていた幼稚園は、あまり外遊びがなく、狭い空間の中、勉強中心の
幼稚園だった。
そこから別の幼稚園に変わったのだが、その幼稚園は毎日公園に連れて行く幼稚園だった。
すると、あっくんの性格が明るくなり、活動的になった。
毎日の公園遊びは30分程度のものであるが、それがあるかないかでこんなに違うんだと
びっくりした。
あっくんのおばあちゃんは、さすがに年の功で、以前の幼稚園の問題点を見破っていて
「この子が家に帰っても、『お外で遊びたい』と言わないのは、幼稚園で外遊び
しないせいじゃないの」
「あんな狭い空間に閉じ込めて、一日勉強しているのは、良くないんじゃないの」
と言っていたのだが、今から考えれば、その通りだった。
親としては、以前の幼稚園に通っていたときも、幼稚園が終わったあと、公園に
連れて行くとか手は打っていたのだが、それもどちらかと言うと、私が言うから
あっくんは公園に行った、という感じで、自分から「公園に行く!」とは言わなかった。
それが、今の幼稚園に変わってから、毎日のように幼稚園が終わると
「ママ!公園に遊びに行っていい?!」
と言って、それこそ日暮れまでずっと公園で遊んでいる。
実体験からも「遊び」は大切だと感じていたので、この本を読んで
あぁ、やっぱり遊びって大切なんだな
と、思った。
ただ、「遊び」といっても、TVゲームは「遊び」にはならない、とも書いてあった。
理由は、TVゲームの世界は、すべて設定された世界であり、その中での遊びの
評価は、設定された側によるものだからだ。
これからも、あっくんが主体的になれるよう、その機会を増やしていきたい。