学校の成績があがっても論理的思考能力、問題解決能力が向上するとは限らない
今日は朝から衝撃的な記事を読む。
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学校の成績があがっても論理的思考能力、問題解決能力が向上するとは限らない」
MITの神経科学者が、ハーバード大学と、ブラウン大学の協力によってボストンにいる中学2年生1400人を対象に調べたところ、一般的な学力をはかる、(一般的知識の深さ・広さ、語彙力、言語・数学利用の理由付け能力)点数は上がっても、流動的知性(それまでの知識に関係ない、新しい課題に対する論理的思考力と問題解決能力)はあがらない、ということを発表しました。
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学校の点数は明確に結果がわかるので、その点数が上がると、「出来るようになった!」と思い、その「出来るように」には、上記の「流動的知性も上がっている」と、私などつい思ってしまうところがあるのですが、そうではないよ、という記事でした。
では、「流動的知性を上げるにはどうすれば良いの」と言ったとこは、まだわかっていないようで、記事にもそこまでは書かれていません。
でも、流動的知性を上げるためには、基礎知識を入れていなければ上がらないとは思うので、だから上記の記事をみて、「学校の勉強なんて必要ないじゃん」にはならないとは思います。
まずは、「守破離」ではないのかな、と。
こうしてみると、私の「出来るようになった!」は、基礎知識が習得できたから、これを使って流動的知性も上がるだろう、という期待も込めての「出来るようになった!」なんだな、と感じました。