新卒採用の受験料について
ドワンゴ、新卒採用に受験料制度 2525円で「本気の方だけ受験して」
「本気の方だけ受験してほしい」――ドワンゴは、同社グループの2015年新卒採用で受験料制度を導入す..........≪続きを読む≫
今日、ドワンゴが、新卒採用に受験料制度を導入する、という記事を読みました。
賛否両論あると思いますが、私はこの受験料制度に賛成します。
というのも、今、ネットで気軽に採用活動が出来るので、「記念受験」がものすごく増えているからです。
私は自分が主催している塾の講師を、ネットで募集しますが、希望の面接日時を選んでもらって面接日をセッティングしても、2~3割の人が、当日連絡もなく現れません。
交通事情の関係もあるのかと思い、こちらから応募のときに記載してある連絡先に連絡を入れると、電話に出ない、もしくは、電話に出てもこちらの名前を伝えた瞬間、電話を切られます。
しかも残念なことに、上記のような行動に出る人の割合が年々増加しています。
アルバイトと社員では、また応募者の心構えも違うのかもしれませんが、
企業の人事担当の友達に様子を聞くと、私の状況とあまり相違がなく、そこでも聞かれるのが
「年々当日欠席者が増加している」
ということでした。
学生さんの負担が増える、という側面は否めませんが、もうこういったことでもしないと、企業側の労力が増えすぎるのだと思います。
(当日無断欠席以外にも、信じられない行動を取る応募者がたくさんいるのです)
もし、私が今学生の立場で、受験料を払えない状況だけれど、ドワンゴに就職したいと思っていたら、
私はきっと人事に以下のように交渉すると思います。
「私はどうしても御社で働きたく、採用試験を受けたいのですが、今、手持ちのお金がありません。
つきましては、受かったあかつきには、私の給料から採用試験の際に必要だった受験料をひいてもらう、という形で受験させて頂けないでしょうか?
もし、不採用だった場合は、受験料分を御社でアルバイトをすることで、その代わりにはして頂けないでしょうか?」
もしどうしてもその会社で働きたいのであれば、受験料云々は問題ではなく、
あなたがその会社で働きたい熱意を理由とともにどうやって伝えられるかだと
思います。
ドワンゴは、受験料で儲けようとはしていません。でも、なぜ受験料を設定したのか、その背景を考えれば、道はあります。
就活生、頑張って。