「竹取物語」を絵本で読んでみる
「竹取物語」
中学の国語でも、高校の国語でも習う、とても大事な物語。
テストでよく出題されるのは、冒頭の「今は昔、竹取の翁というものありけり。・・・」の箇所。
ここを、今、幼稚園の園児さんに暗唱してもらっているのだが、
「絵本で話を読んでみたらどうでしょうか?」
との案が出た。
絵本
竹取は、「暗唱だ!」と頭から思い込んでいた私にとって、絵本でストーリーを押さえるという
考えはなかった。
竹取の絵本とか、あるんだろうか?
図書館に行って調べてみると、ちゃんとありましたよ
しかも数冊。
その中で、古文の話の内容に近く、かつ、現代語訳でわかりやすい絵本は
- かぐやひめ [ いもとようこ ]
- ¥1,365
- 楽天
でした。
絵もかわいらしく、大人になったかぐや姫も素敵に描かれています。
今の中学校の教科書は、冒頭の箇所を教えたら、いきなり途中の部分を教える
という、ストーリーがよくわかりづらい内容になっているので、話の内容を押さえる上でも
中学生にこの絵本を読んでもらうのも手かもしれない。
私のときは、「まんが日本昔ばなし」で、この話を知った気がするが、
今の中学生は、この番組を放映していない世代にあたっているようで、
「まんが日本・・・ 知りません」
と言われるからね。
小・中学生の国語の授業に、もう少し絵本の活用も考えてみよう
