考える、のススメ(別館)

大学1年の中学受験塾の講師を皮切りにいつしか指導歴28年。普段の授業で気づいた事などを綴っています。

新課程の理科の教科書(厚い!)

「脱ゆとり」を掲げ、今年から中学と高校の教科書が改訂された(高校は、数学と理科のみ)。

生徒さんが、理科の教科書を持ってきたので、早速、去年までの「ゆとり」教科書と比較してみる。


花まるは太陽と似ているかも!

上が、今年からの新課程教科書、下が去年までの教科書。

厚みが全く違う
ビックリマーク

理科の資料集じゃないのか、というぐらい、の厚みの教科書。

どのページもフルカラーで、かつ、詳しく載っているので、旧課程のものと比較すると、大変読みやすい。

生徒さんは、去年の薄い教科書をみて、

「去年の方が勉強量が少なくて良かったのに~!」

と言ったが、

いや、あなたの学校は、私立なので、もともと教科書以上教えているから、

関係ないよ


と教える。


すでに、一番最初に習う「花のつくり」の範囲が、


花まるは太陽と似ているかも!


中1にして、もうこのレベル。

雄原細胞って、高校1年の生物で習うんですが・・・
(ちなみに、i は、花粉管核)


それにしても、去年起こった東日本大震災が、教科書に載っているのは驚いた目


花まるは太陽と似ているかも!
(by Keirinkan )

教科書は、文科省の検定を受けないと発行できないのだが、仕事が早かったようだ。