考える、のススメ(別館)

大学1年の中学受験塾の講師を皮切りにいつしか指導歴28年。普段の授業で気づいた事などを綴っています。

やりたいことがわからない時、思い出してほしいこと。前編

どうも!お久しぶりです(‐^▽^‐)スタッフ藤井です!

4月は新しいことがたくさんで毎日がドキドキわくわくですね!


「幼稚園から小学校に上がるまでに、好きだったことの延長線上に、その子に合った仕事がある」
と、照井先生はよく言います。


その時代に好きだったこと、性格が、
その子が持ってうまれた「本当の性質」なのだそう。


あまり大きな声では言えないけれど、
「本当かなぁ?」と最初私は思っていました。


先日「やりたいことがわからない。」
と悩んでいた私の友人に、ふと、先生のこの言葉を伝えました。


それから2人でああだこうだと話合っているうちに、
友人は、「私・・・一人で泥団子を作るのが好きだった・・・。思い出した・・・」

と、泣き始めたんです。

そして、
「私、自分のこと思い出したよ。ありがとう」
と言ってくれました。

中学高校と、ずっと優等生として周囲の期待に答えてきた彼女。

でも、彼女曰く、一人の世界が好きで、自分のペースで生きていきたいから、
優等生はつらかったのだそう。

彼女の話を聞いて、
子ども時代ですら、人は自分を抑えて生きているものなのだ、と感じました。

そして、周りの期待に答えることで形成されていく性質と、
もって生まれた性質とのGAPに、人は知らず知らずのうちに苦しんでいるのだな、と。

今日は照井先生に会う日なので、
友人のことを相談してみようと思います。

幼稚園の頃の彼女が好きだったこと「泥団子作り」は、
どんな職業につながるのかしら?

それでは、今日も元気に頑張りましょう!
行ってきます!