親が知らない公立小学校事情・算数篇。前編。
こんばんは!スタッフ藤井です(‐^▽^‐)
明日は台風並みの暴風雨と高波が日本列島に襲いかかるそうですね。
あらら!外出される皆様、くれぐれもお気をつけ下さいね。
さて、今回のテーマは「親が知らない学校事情」について、書きます。
公立小学校の現実。読んだ方はしばし絶句してしまうかもしれません。ご注意下さい。
それでは、いきます。
「公立小学校の生徒は、全体的に思考力が低下している傾向が。
特に、算数!」
え?うそでしょ?と思った方、イキナリですが問題です!
問題①:長方形の周りの長さを答えよ。
(私のヘタクソな図で恐縮です!)
答え:(4+8)×2=24
ですよね。でも、今の小学生の中には、
4+8=12 (だって、4と8しか数字が書かれてないから!)
と答えてしまう子がいます。
または、「周り」という概念がよくわかっていない子も。
私は、最初絶対ウソだと思いました。
ですが実際に今公立小学校の現場では、そう答える子が本当に多いそうです。
また、
問題②:右と左、どっちが水の量が多い?
答え:右、ですよね。
右は3×8=24
左は6×3=18ですから。
でも、計算せずに、パッと見ただけで左、と解答してしまう生徒が多いのです。
これは文科省が使用する教科書のレベルがどんどん下がり、よく考えて答えを導く問題が少なくなったので、問題をよく読まずに解答するクセがついてしまったことが原因。
公立小学校の生徒達が、全体的に考える力が低下している、と言えます。
また、
このような直方体を書けない生徒も急増中。
理由は、書く機会がないからです。板書の機会も、私たち親世代に比べて急激に減っています。
また、立体の展開図や、断面図を把握できない子も多いとか。
これが出来ないと、中学生以降の数学で大きくつまずく原因になってしまうので大問題です。
是非とも解決したい・・・・!
この記事を読んで「絶対ウソだ!」と感じる、公立小学校(低学年)に通うお子さんのいる方も多いと思います。
もちろん、全てのお子さんがそうとは限りません。
ですが、今、「公立小学校で成績が良くても、決して安心できない」という現状があるのが事実です。
考える力(特に数学的思考力)を養うためには、一体どうすればいいのでしょうか。
気になりますね・・・・・
その具体的な方法は、次回お話します!
お楽しみに!